戸塚区にある実家の相続登記について。現在、放置したままですが大丈夫でしょうか。
昨年の冬、父が亡くなりました。突然の死であったため遺言などもなく、相続について家族で話し合わなければいけない状態でした。 一度は家族で今後どうするのか話をしたのですが、まとまらずの状態でした。 その後、各々の都合を合わせて、家族揃って話をする機会をきちんと設けてこず、今に至るまで何も行動せず放置してしまっておりました。 家族は母と弟と妹と私の4人です。細かな内容についてまだ何も決めていないどころか家族で話し合いもほとんどできていないので、今後どうしていくべきか悩んでいます。 このような状態で放置したままでも、問題ないのでしょうか。また放置した結果相続ができないといったことはあるのでしょうか。 |
相続登記に期日はありませんが、早急に対応をするのがベストです。
相続登記は法律上の期日は存在しません。そのためそのまま登記に関して放置していること自体は法的に何ら問題があるということはないでしょう。 またそれにより相続の権利がなくなるということもありません。 しかし、相続登記を放置していることで、今後より複雑化してしまい揉め事が起こりやすいというリスクがありますので、早急に対応することがベストと言えます。 具体的に例を挙げて見ましょう。 父親の相続登記をせずそのまま放置してしまい、弟さま、もしくは妹様、ご質問者様が仮に亡くなられてしまったとします。その場合、そのご家族も相続の対象となりますので、相続の対象となる人数が増えるということになります。 その場合、大人数ともなれば意見をまとめるのも大変ですし、書類を集めたりすのも一苦労です。 話し合いの結果、不動産を売却することになったとしても、そこにはまた新たに時間や労力がかかります。 そのためできる限り迅速に対応することをお勧めいたします。 弊事務所ではこれまでにあらゆる相続問題について相談を受けて参りました。戸塚区、泉区、栄区を中心に相続問題でお悩みの方はぜひ一度ご相談くださいませ。 |