相続手続きの流れ
相続の手続きを大きく分けると、生前の準備、相続開始後の対応、遺産承継の3つのステージに分けられます。適切な準備をすることで、スムーズな手続きを進めることができます。
相続のステージと必要な手続き
相続には様々なステージがあり、それぞれのタイミングで必要な手続きが異なります。
生前の遺言準備では、将来を見据えた親世代が中心となり、円滑な相続のための対策を進めます。
一方で、相続開始後には、相続人が遺産調査や遺産分割協議書の作成、遺産承継手続きを行う必要があります。
当事務所では、これらの段階を通じて、経験豊富な司法書士が一貫してサポートを提供し、あなたとあなたの家族の大切な遺産を守り、手続きを円滑に進めます。
相続対策としての遺言書の作成、信託の設定
生前に遺言を作成することで、相続人の負担を軽減し、トラブルを未然に防ぐことができます。
また、認知症対策として家族信託を活用することで、将来的な資産管理をスムーズに行えます。
家族信託信託についての詳しい案内はこちら家族信託の事例紹介のサイトへ
遺言の準備
相続を円滑に進めるためには、生前の遺言準備が重要です。遺言を適切に作成することで、相続人間のトラブルを防ぎ、スムーズな遺産承継が可能となります。
- 自筆証書遺言:手軽に作成可能だが法的要件に注意
- 公正証書遺言:公証人が作成し、証明力が高い
- 危急時遺言:病気や事故などで死亡の危険が迫っている場合に認められる特別な遺言
生前に適切な遺言を準備することで、将来の相続が円滑に進むようにサポートします。遺言の種類、作成時の注意点、法的要件など、遺言作成に必要な情報を提供し、個別のニーズに合わせたアドバイスを行います。
遺言の種類と注意点については、➡ 遺言作成の詳細はこちら
相続開始後の手続き
また、状況に応じ、遺言調査が必要です。
次に、遺産の調査を行い、不動産・預貯金・株式などの資産を把握します。
相続人、相続財産の範囲を確定
相続が発生すると、様々な手続きが必要になります。これらの手続きを迅速かつ正確に進めるため、司法書士のサポートが不可欠です。
- ・相続人の確定(戸籍収集・法定相続情報一覧図の作成)
- ・遺言の調査(公証役場、法務局で遺言書の存否確認)
- ・遺産の調査(不動産・預貯金・株式などの確認)
- ・遺産分割協議書の作成(相続人間の合意形成)
- ・相続登記(不動産の名義変更)
- ・金融機関での口座解約・相続税申告(税理士と連携)
遺産分割の協議
遺産分割協議は、相続人同士が遺産をどのように分けるかを話し合う重要なプロセスです。
全員が納得できる形で遺産を分割するためには、冷静かつ公平な話し合いが欠かせません。
当事務所では、相続人全員の合意の下、一定の条件で司法書士が中立・公平な立場で調整役を務め、円滑な協議をサポートします。
遺産分割協議の詳細はこちら
遺産承継手続き
相続手続きの最終段階として、財産の名義変更や相続税の対応が必要になります。
特に不動産の相続登記は、適切な名義変更を行わないと売却や担保設定等ができません。
- ・遺言に基づく資産の分配(遺言執行手続き)
- ・不動産の名義変更(相続登記)
- ・預貯金・証券口座の解約・名義変更
- ・相続税の確認・申告(税理士と連携)
相続手続きに関するお悩みや疑問がございましたら、お気軽にご相談ください。
戸塚区・泉区・栄区を中心に相続・遺言・不動産登記を専門とする司法書士が、皆様をサポートいたします。
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